2024年3月18日月曜日

富士桜開花


樹高16㎝

富士桜・挿し木素材



盆栽としての基礎的な幹模様と
枝順を決めたばかりの素材。


必要な枝は残し不要な枝
は切ることを繰り返しなが
ら枝の充実を待ちます。


後ろ姿。


花芽がびっしり。

 

2024年3月16日土曜日

実生かりん・別角度より

実生かりんともう少しお付き合い願いたい。


この実生かりんのいいところは
、なんといっても足元と立ち
上がりの良さにありますね。



台地をしっかり掴んだ根元の迫力は
なかなかのものがあります。



3年~5年、しっかりと摘まみ込んで
枝先を徒長させないように。


後ろ側の上より、
根張りがちょっと貧弱。


こうしているうちに、芽もとがどんどん伸びてきています。

 

2024年3月11日月曜日

 実生かりんの見どころ

樹高26×左右32㎝

大地を確り掴んだ立ち上がりと

吹き流し風の変化ある幹模様が魅力。



細かく分岐した枝先も

早春の日差しを浴びて美しい。


同じ雑木でも山もみじなどと違って
多日多水で培養する。






後ろ姿。


 
















2024年3月10日日曜日

舞姫の樹形

舞姫もみじ単幹
樹高10×左右10㎝


やっと単幹らしく幹に模様と
コケが表現されてきました。


足元の力強さには将来性が感じられます


後ろ姿。


幹のコケ順を表すためには
ムダ枝も付けておきます。


舞姫もみじ双幹
樹高12×左右15㎝



双幹ないしは三幹を目指して
持込みます。
柔らかさが身上ですから、
太らせないように。


主幹の足元付近は水苔で保護するとよい。


後ろ姿。
複数幹の場合は景
に奥行が感じられるように。


この春に浅目の小判鉢に移すとよい。

 

2024年2月27日火曜日

きんずミニ

 きんずミニ

樹高11×左右11㎝


挿し木による素材作りにより
根張抜群!


この角度が正面でしょう。
ミニサイズながら最高の模様です。


後ろ姿を見ると
2~3本枝が足りないので
呼び接ぎで解決!


今後の方針。
樹高は10㎝以内に抑え
下枝を伸ばし気味にして太らせる。





2024年2月26日月曜日

背どり法(取り木)

背どり法により 出猩々もみじに取り木をかけて筏吹き樹形を作りました。

間口13×左右12㎝

出猩々もみじ甲羅吹き

 

筏【いかだ・根張】の部分も出猩々です。



7本立くらいの株立になるでしょう。


後ろ姿。
出猩々は真っ赤な出芽で昔から有名
な品種です。





2024年2月22日木曜日

姫柿懸崖(紅系)

 姫柿懸崖 (紅系)


上下20×左右23㎝ 

有名な紅系の品種 都紅などから派生した
有望な品種です。
太さも十分あり逞しい根張り、
華麗な枝ぶりなど見どころ満載です。


盆栽らしく使用している鉢にも工夫が
こらされています。紅色の実が映える
ように鉢の色は瑠璃色です。


葉が出ると枝葉にボリュウムがついて
上部と下部のバランスがとれます。


姫柿は雄と雌があり、雄木は実がなりません。
撮影したこの木は勿論雌木です。
今年は沢山の実成が楽しめます。



2024年1月20日土曜日

 


けやき実生15年



欅実生15年
樹高20×左右20㎝



実生2年目から手掛けている
けやきです。



別角度より




ここ数年幹の太りが鈍っているようだ。
今春の植え替え作業は、必至。


2024年1月16日火曜日

加茂川・豆茅舎石


段ボールの菓子箱で豆石の
整理箱をつくりましょう。


加茂川の茅舎の豆石。屋根にわずかに
残雪が見える。


ちょっとずらした角度から眺めてみる。
手の入った形跡はない。


後ろから。


石質もなかなかです。
間口4.7×奥行3.5×高さ4.6㎝

 

2024年1月13日土曜日

産地不明・豆石


北の大地を彷彿させる雄大な景、
惜しむらくは産地不明です。


右下の隅がウブ石の棲家となります。


間口8.0×奥行4.0×高さ3.0㎝


後ろ姿


石の底

 

2024年1月12日金曜日

四万十川・豆石

豆石はこのように整理しておきます。


右下の空いたスペースが四万十川の家。


間口3.6×奥行き2.3×高さ1.4㎝


まったくのウブ石


後ろ姿


石裏
(親指の第一関節くらいの大きさ
20年以上の養石)